Youtuberのヒカルさんが18日、自身の経営する会社「ReZARD」から化粧品ブランドを立ち上げ商品の販売を開始しました。開始直後から爆発的な売り上げを記録する一方で、「詐欺」という声があがり批判されていました。
その理由は成分表にあったということで、ヒカルさんが釈明の動画をアップし改めてPRするなど活発に商品をアピールしています。
この記事では、なぜヒカルの商品が詐欺と言われたのか、理由をまとめていきます。
ヒカルが販売した化粧品が成分詐欺?
引用:https://rezard.jp/beauty/product_crisp_03.html
ことの発端は、美容液でした。ヒカルさんは自身の会社から化粧品ブランド「ReZARD beauty」を発表し販売を開始しました。
販売された商品は、
- 「CRISP LINE」「さっぱりタイプ」の洗顔・化粧水・美容液(主に男性向け)
- 「MOIST LINE」「しっとりタイプ」のクレンジング・化粧水・乳液(主に女性向け)
の2種類です。
発売開始4時間で1万セット、16時間で1万6,000セット、サブスク会員6,000人に到達と破竹の勢いで売れ行きを伸ばす一方で、「成分表を見る限り美容液要素がない」という理由で批判の声が殺到しました。
では、その成分表とは一体どのようなものだったのでしょうか?
現在は修正済みですが、プロモーション開始直後の成分表の表記は下記のようになっていました。
これに関して、「化粧品にもかわわらず美容成分が全く入っていない」などの声があがりました。
成分表は誤表記で現在は修正済み
引用:https://youtu.be/JsORj8VJEYU
上記の件をうけてヒカルさんは即座に謝罪と説明動画をアップしました。
理由としては「成分表記は不十分だった」ということで、現在は正しい成分表に書き変わっています。
正しい成分表はこちらになります。
引用:https://rezard.jp/beauty/product_crisp_03.html
水 / ジメチコン / グリセリン / プロパンジオール / (C13-15)アルカン / イノシトール / ペンチレングリコール / (ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー / フェノキシエタノール / (アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー / 水酸化K / エチルヘキシルグリセリン / グレープフルーツ果皮油 / エンピツビャクシン油 / レモン果皮油 / BG / ダイズ芽エキス / 酵母エキス / アカツメクサ花エキス / 乳酸桿菌/ブドウ果汁発酵液 / トコフェロール
全然違いますね(笑)
修正前のものはすべての成分表を記載しておらず、中途半端な情報のまま公式サイトにアップ、販売を開始してしまったようです。
値段は3点セットで1万1770円ということで、一般消費者からすると決して安くはない買い物でsy。じっくり成分表などを見る人もいたということでしょうし、批判の声もまた真っ当なご意見でもあります。
すぐに釈明・説明動画をアップしたヒカルさんもさすがですし、信頼は取り戻せたのではないでしょうか。
「こちら側のミス」と認め改めて商品をPR
ヒカルさんの謝罪と釈明動画はこちらから見ることができます。
成分表が不十分だったことに関しては「こちら側のミス」と認め謝罪をしていました。成分をすべて記載しないまま販売開始してしまったということですね。
ちなみに、粧品の販売にあたっては、薬機法により全成分を表記することが義務付けられているのです。(参考:東京都健康安全研究センター)
しかし全成分表示の義務は容器や箱等に関してにのみ適用されるので、通販サイトでの表示は義務づけられているわけではありませんせん。(参考:国民生活センター)
したがって今回のヒカルさんの成分表が不十分だったまま販売をしたことに関して、なんらかの法律違反を犯しているわけではないことも明記しておきます。
商品のCMもヒカルさんのYoutubeから見ることができるので、ぜひ見てみてください。
先程の説明動画でも、現時点で寄せられている質問や意見などをひとつひとつ取り上げ、具体的に説明をしています。
ヒカルさんの丁寧な対応に感動するファンが多く、賞賛の声もあがっています。