9/2に行われたサッカーW杯最終予選初戦、当初格下とよばれていたオマーンに1-0で敗戦を喫しました。
東京オリンピックでの2連敗がまだ記憶に新しいサポーターからすれば今日で「3連敗」という形になります。スポーツの世界では結果が出なければ当然ながら監督や組織運営にたいして厳しく、森保監督も例外ではありません。
今回、試合終了とともに「森保監督解任」がトレンド入りしており、多くの声があがっているなかで、日本のサッカーファンが森保監督に解任を求める理由を大きく3つに分けてまとめてみます。
目次
サッカー日本代表、決定的なゴールシーンもなく三連敗…
引用:https://www.football-zone.net/archives/339515
サッカーW杯は予選で9戦あるので今回のオマーン戦敗戦ですべてが決まったわけではありません。
ですが、FIFA世界ランキングを見ると日本は24位、オマーンは79位と格下。また、日本代表とオマーン代表は過去に12回対戦しており、戦績は日本が9勝3分と無敗を維持していました。
これらの状況から今回のオマーン戦は、
- 相手が格下
- 日本はベストメンバーを収集できている
- W杯初戦で大事な試合
という3つの勝てる要素が揃っており、「勝たねばならない試合」だったのです。
ところが試合開始後からなかなか得点に結びつく攻撃が出せず、決定的なゴールがないまま、じわじわとDFでも危ないシーンが散見されるように。
すると後半の終了間際に失点を許し、そのまま試合終了。あまりに無念さにインタビュアーの内田篤人元代表もやりづらそうでした・・・
森保監督いよいよ解任か?決定的理由3つ
引用:https://www.legendsstadium.com/news/japan/102726/
今回オマーンは徹底的に日本対策をしてきており、序盤から良い攻撃を仕掛けてきていました。
対して日本は仕掛けてくる、対策を徹底的にしてきているオマーンを崩すことができないまま試合が進んでしまいました。後半の途中で、メンバー交代をするなどの多少の動きはありましたが、良い流れを引き寄せることができなかった指揮官のリーダーシップに疑問の声が上がっています。
森保監督がいよいよ解任の決定的理由その1 戦術らしきものが見えない
最も多い声は、「戦術がない」という意見です。
森保続投するくらいなら監督ナシで選手まかせのがマシまである
まあ既に選手頼りの無戦術サッカーなんだけどなw
#森保解任— euphoria (@A83362366) September 2, 2021
最初の戦術が機能せず、何も打開策を打てずに最後までいった試合、この1試合だけじゃないからね、この監督は。
アジアカップの決勝もそうだし、東京五輪の決勝トーナメントもそう。今日の試合を見て冷静に「ほらな?」って思った人がほとんどでは?#サッカー日本代表 #森保解任
— SYN@自炊人 (@SYN_in_TW) September 2, 2021
森保解任がトレンド入りしてるけど、まぁみんなそう思うよね。スタメンは古臭いし、戦況を動かすことができない采配はもう見飽きた。戦術を持たない監督は現代サッカーでは致命的。
— はぜや (@t19990309) September 2, 2021
今回の試合だけに限ったことではないですが、サッカーは試合時間が長いので、流れが変わったりそのときそのときに応じた戦術が必要になります。
今回の試合では日本の攻撃の要である大迫選手が最初からかなり厳しくマークされており、ゴール前で機能していませんでした。にも関わらず、フォーメーションや戦術をほとんど変更することなく試合が進んでゆきました。
「いざというときに打開策がない」「これといった戦術がない」のが今の日本代表の弱みとなってしまっています。
森保監督がいよいよ解任の決定的理由その2 勝たなければならない試合で勝てない
引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/sports/articles/2021/08/020253.html
東京オリンピックの準決勝スペイン戦、3位決定戦メキシコ戦、今回のW杯予選初戦。いずれも日本開催の「ホーム」であり地理的には有利な状況でした。
オリンピックは準決勝まで久保×堂安がハマり個人着で勝ち進んできましたが、連戦の疲れが出て久保×堂安が機能しなくなった途端、日本の攻撃力は皆無になり、最後の2戦は本当に見応えのない試合となりました。
そして今日行われたW杯予選初戦も、格下のオマーン相手に序盤からかなり苦戦。大事な一戦(勝てる試合)を落とすということは、今後の試合運びや選手の精神的に負担を考えてもかなりのネガティブ要因になりえます。
これにより「モチベーターとしての役割を担っていない」という手厳しい声が飛んでしまいました。
森保監督がいよいよ解任の決定的理由その3 苦しいときに選手に任せてしまう
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/3360e6577e82195655d0fe052cde45c01100a824
上記の「戦術らしきものが見えない」にも通づるものがあるかもしれませんが、今回のW杯では海外勢も含めて素晴らしい人材が集結していたにも関わらず、格下のオマーンに敗戦してしまいました。
試合のなかで「森保監督は今回の試合は『試合のなかで選手が柔軟に対応していく必要がある』と言っていました」という解説が流れました。
おそらくこの解説が森保監督が「戦術がない」と言われる要因なのだと思います。
今回のW杯でもベストのメンバーが揃っていたからこそ森保監督は、良い意味で「選手に任せていた」のかもしれません。最初からそういう予定だったのであれば仕方ないのかもしれませんが、結果的には特に見せ場もないまま試合が終わってしまいました。
まとめ
ということで東京オリンピックから数えると三連敗になってしまいました。W杯予選の初戦でホームで格下相手の敗戦は、非常に痛いですね・・。
今回の記事をまとめていきます。
- サッカー日本代表、決定的なゴールシーンもなく三連敗
- 森保監督がいよいよ解任の決定的理由その1 戦術らしきものが見えない
- 森保監督がいよいよ解任の決定的理由その2 勝たなければならない試合で勝てない
- 森保監督がいよいよ解任の決定的理由その3 苦しいときに選手に任せてしまう
また森保監督を含めサッカー協会にも疑問の声があがるようになってきています。森保監督の進退も含めて、今後の日本代表の動きや修正が気になりますね。