大分県臼杵市の若林議員が、21日の委員会で正しくマスクを着用していなかったことを委員長に注意されましたが無視。
これに対して委員長が若林議員に発言の許可を与えなかったことから、若林議員は委員会を退室し「法的手段を検討する」と発言しました。若林議員は以前からマスクを着けずに議員活動するなど厳重注意を受けていました。
これを受け、若林議員の反ワクチンの疑惑やこれまでの経緯、NOマスク,NOワクチンのビラ配りで炎上した件についてもまとめていきます。
目次
鼻マスク若林純一議員は反ワクチン?
引用:https://www.fnn.jp/articles/-/242327
21日の議会に出席した若林純一議員がマスクを正しく着用していなかったことが原因で、委員長から発言を許可されませんでした。
それが鼻マスク。鼻までマスクをせずに鼻出ししている状態のことを指します。
これに対して委員長が何度も注意を促したが、若林議員が従わなかったため、議会での発言が許可されませんでした。
若林議員はこの議会を途中退室し、「この進め方は議会としてはまずいと思う。最終日の本会議において同じことになるのであれば法的手段を検討する」」と発言しました。
このことがニュースとなり、大きな話題を呼んでいます。
若林議員ご本人のtwiiterでもこのように発言しています。
マスクが健康な人に強要されるべきではない。そんなローカルルールには従わない。
— 若林純一 (@jwakabayashi) September 21, 2021
議員が発言を封じられては、そこに居る意味がない。
— 若林純一 (@jwakabayashi) September 21, 2021
鼻マスクで波紋を呼んでいる若林純一議員ですが、元々反ワクチン派であり、Facebookなどでもワクチンにたいする疑問を発信し続けていたようです。
反ワクチンに関するFacebookでの発信
若林議員はTwitterでの発信はそこまで多くはありませんが、反ワクチンなど主義主張は自身のFacecbookでしていることがわかりました。
Facebookを見ていると、ノーマスクというよりむしろ反ワクチンに関する発信が多く、かなり熱心に活動していることがわかります。以下、一部抜粋です。
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引用:https://m.facebook.com/junichi.wakabayashi
特に若い人へのワクチンの効果を疑う発信をし続けており、今回のNOマスクも彼なりの主張の一部だったのでしょう。
世間の声
これにたいして世間はどのような反応をしているのでしょうか?
鼻マスクがトレンド上がっていたんですが、市議のマスクせず、コロナは風邪でワクチンの安全性を疑うとビラ配り…
私は新型コロナは風邪ではないので、マスクしない事が不安で仕方ないんですけど、鼻マスク論議の鼻だけマスクと鼻出しマスクですが、どっちが怖いかなら鼻だけマスクですね。— 常連単女の一人言@現在コロナ発言多め (@0l32AtF0iiGPmnQ) September 22, 2021
鼻マスクがトレンドに上がってたから記事を読んでみたら、我が所領(厳密には違う市だけど)の議員じゃないですか……恥ずかしい
— 仮面ライダーハルマ🌿 (@haruma_) September 22, 2021
大分に香ばしい議員がいるようで。未成年へのワクチン接種に関する発言はまあ、確かに安全性が確認されているわけではないから反対運動するのも分からんではない。でも、鼻マスク、それはだめだ。これをしている時点で君の発言はまともなものとしては通らないぞ。
— おでんは食べ物 (@KKEcurryisdrink) September 22, 2021
臼杵市の鼻マスク市議、保守で反ワクチンか…
保守でも革新でも反ワクチンは害悪だな…— 秋風のよっしー@キジトラ㌠ (@yosshi_aki_geto) September 22, 2021
などの声が多かったです。多くの声としては、マスク着用のルールは人それぞれだから看過できるが、その場のルールには従おうという意見がほとんど。
委員会では適切なマスクの着用を促していたという背景もありますので、市議として守っていただきたかったですね。本人の思考と政治的ルール遵守は別のように感じます。
過去にも臼杵市でNOマスク
ビラ配り
引用:https://www.nishinippon.co.jp/item/n/804304/
そんな、渦中の若林議員ですが過去にはNOマスクで市内の中学校や駅の周辺で新型コロナワクチン接種の停止を求めるチラシを配布し、臼杵市議会から厳重注意を受けていました。
市議会によると、若林市議は8月末から9月上旬にかけて市内の中学校付近や駅周辺でチラシを配布していた模様。
「生徒らが怖がっている」という声と苦情が出ているとして市や市教委、市医師会らが文書を市議会に提出したという経緯です。
上のFacebookからもわかるとおり、若林議員は若い世代へのワクチン接種に懐疑的であるため、こういった活動を通して若い世代に訴えたかったのだと思われます。
その際に配っていたビラとはどのようなものでしょう?それがこちらです↓↓
引用:https://www.jprime.jp/articles/photo/21993
もはやマスクをしないで路上を歩いている人がいるだけで不安を感じる人もいるのに、いち市議がNOマスクでこのビラを配っていたら市民は怖がりますよね・・。
ぜひ周囲に迷惑がかからないようルールは守りつつ、適切な主義主張を行っていただきたいですね。
【追記】若林純一議員がブログとTwitterを更新
21日の委員会でマスクの不適切な着用をめぐり退室した若林純一議員が、ブログとTwitterを更新しました。
ブログには以下のように書かれています。
エチケットとしてのマスクの着用は大事ですが、 「正しいマスクの着用」がされなければ「発言を許可しない」というのはマスクの強要以外の何物でもありません。
新聞では「無断退席」が大きく取り上げられました。そのことは議員として責めを負うことかもしれませんが、あいまいなマスク着用ルールにより議員としての権利である、発言の機会を与えらず、黙って座っておけという措置はあまりに理不尽、退席させていただきました。
引用:http://usuki.blogspot.com/2021/09/blog-post_22.html#comment-form
またTwitterにはこのようにも。
マスクの強制には従いません。エチケットは守ります。
— 若林純一 (@jwakabayashi) September 22, 2021
これらの発信にたいし「正しくマスクをすることがエチケットだ」という批判の声が飛んでいます。
若林純一議員はすこしも譲歩の姿勢を見せないためしばらくはこのような構想が続きそうです。
依然、Facebookでは反ワクチンに関する主張を続けています。発言の自由があるので議員としてなにかお咎めを受けることはないかと思いますが、どちらかというと大分県臼杵市の市民からのクレームが来ないといいですね。
議員が暴走するのは勝手ですが「なんであんな人を当選させたんだ」と言われてしまうのは市民の方々なので・・・。