【比較】新一万円札が中国っぽいデザインなのはなぜ?人民元の毛沢東とそっくり?

新一万円札 デザイン 中国なぜ 人民元 毛沢東 そっくり

2021年の秋口を目処に配布予定の新一万円札。ネットでの反応を見ているとデザイン面はかなり不評のようですが、特に声が目立つのが「中国の紙幣にかなり似ている」という声。

新しい紙幣は「ユニーバーサルデザインに」ということで元々多くの人が使えるデザインを意識して作られたものではあるのですが、思いのほか中国の人民元に似ているとのことです。

この記事では新一万円札のデザインが中国っぽくなってしまった理由と、ソックリと言われる人民元の毛沢東の紙幣と比較していきたいと思います。

新一万円札が中国っぽいデザインに!?

では実際の新一万円札を、改めて裏表で観察してみましょう。

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引用:https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210901-OYT1T50288/

旧一万円札がこちらです。

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引用:http://www.sccw81.com/

見慣れた一万円札ですね。

現在の一万円札の顔である福沢諭吉から、渋沢栄一へと刷新されます。このデザインが「中国の人民元みたい」という声が多数あがっています。

このように、かなり多くの国民が「中国の札っぽい」という感動を抱いていることがわかりました。

では実際に、中国の人民元を見てみましょう。

中国のお札「人民元」と比較してみる

中国のお札を見てみましょう。

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引用:https://gigazine.net/

まず日本の紙幣と比べるとかなりカラフルなのがわかりますね。緑、紫、青、茶、青緑、赤と額面によって紙幣の色が違います。

紙幣は1元、5元、10元、20元、50元、100元の6種類が存在します。そして最大の特徴は、「肖像画は全て中国建国の父として敬愛される毛沢東」の1種類しか存在しないことです。

どれだけ毛沢東が中国にとって大切な存在かが伝わってきます。

そういった意味では日本の紙幣のほうが偉人の数という意味ではバラエティに富んでいますね。

今回の新札が全体的に人民元に似ているという声もあったので、まずは新札と比較してみます。

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引用:https://nandemo-presentation.com/when-bill-change/

なんとなく、わかってしまいますよね(笑)確かに似ている・・・・

新札では、渋沢栄一氏意外に津田梅子氏・北里柴三郎氏が採用されています。

なぜ「新札が人民元に似ていると言われるのか?」という点を考察してみると、

  • デザインが全体的に中央に寄ったこと
  • 旧字体の「壱万円」ではなくなり「10000」と数字表記になったこと
  • ホログラムを採用したデザインになったことにより肖像画がリアルになったこと
  • お札に色味が付き、多少カラフルになったこと

上記の4つが理由で似通ったということになりそうです。

特に似ている新一万円札と毛沢東の人民元

新札のなかでも特に似ていると言われているのが、新一万円札。中国の100元札と比較してみましょう。

新一万円札 デザイン 中国なぜ 人民元 毛沢東 そっくり

引用:https://hamarepo.com、http://j.people.com.cn

お札の大きさなどは画像の比率も違いますが、かなり全体的に「似ている」というか「旧札よりは似ている」と言わざるを得ないかと思います。

おそらく一番の要因は、全章でもご紹介したとおり新札からホログラムを利用しているため肖像画が妙にリアルなこと。中国人民元の毛沢東の写真は最近のものを資料しているため、はっきりと描かれています。

福沢諭吉に比べると比較的新しい時代の偉人である渋沢栄一さんの肖像画は、クッキリとしているの印象的です。

この「肖像画のクッキリ感」が中国人民元を彷彿とさせるのでしょう。

日本の新札のコンセプトは?

上述したとおり、新札のデザインコンセプトは「ユニバーサルデザイン」とされています。つまりより多くの人に使いやすいようなデザイン設計になっているということです。

ポイントは下記3つ。

  1. 指の感触で識別できるマークの形状・配置変更
  2. 数字の大型化
  3. 「ホログラム」と「すき入れ」位置の変更

すこし詳しく見ていきましょう。

1.指の感触で識別できるマークの形状、配置の変更

実は現在の紙幣にも、視覚障がい者が触ってわかるよう識別マークがあるそうです。しかし場所が分かりづらく、よく触ってマークの形を確認しないとわからないことが多いとの声があがっていました。そのため新紙幣は、識別マークの配置がそれぞれ違うから、触っただけで「これが何円札かが」即座に判断できるようになっているとのこと。

2.数字の大型化

紙幣上に掲載してある数字を現在の紙幣よりも大きくして、増加する訪日外国人にもわかりやすく考慮しているとのこと。また、一万円札と千円札で「1」の形が異なっているのもマメ知識。ぱっと見で判断できるようにしています。

3.「ホログラム」位置と「すかし」を入れる場所の変更。

この二つの位置を紙幣ごとに変えることで、日本紙幣をよく使う人でも紙幣の違いを判別しやすいようになっているとのこと。

上記より、「より多くの人にとって使いやすく」を追求された新札。

全体的にはデザインがより現代的になったことは間違いないので、はやく国民から支持されるようになると良いですね!まだ2024年の機微な改良は行われているとのことです。